TOEICに必要な要素(能力)を科学的に分析してみる ~TOEIC700~800までは余裕です~
TOEICに必要な要素(能力)を科学的に分析してみました。分析には外国語学部の卒業論文でリスニング能力についての論文を読んだ時の知識を流用してみました。
簡潔にTOEIC800を取るための学習例とその欠点とTOEIC900を狙うための改善方法も載せておきましたのでぜひ最後までお読みください。
- TOEICに必要な8大要素(+学習戦略)
- 8大要素(+学習戦略)の解説
- TOEIC800を取るための学習例
- TOEIC試験のスコアアップに”戦術(テクニック)”は重要か?
- TOEIC990を狙うための大胆な英語基礎力向上方法
それでは、分析にいってみましょう。
TOEICに必要な8大要素(+学習戦略)
☆英文法力 ☆TOEIC英単語カバー率 ☆リーディング能力 ☆リスニング能力 ☆背景知識 ☆情報処理能力 ☆戦術 ☆健康状態
そして 8要素を伸ばす、もしくは能力を発揮するための”学習戦略”
8大要素(+学習戦略)の解説
☆英文法力:低くてもなんとかなると思いきや、Readingには高校3年間で学ぶ英文法の大半が必要。
☆TOEIC英単語カバー率:TOEICで実際に出る単語の習得率(リーディングやリスニング時に実際に理解に繋げるためには本番慣れも重要)。
☆リーディング能力:英文から意味を読み取る能力。
☆リスニング能力:聴覚から入ってくる英文の内容を把握する能力。
☆背景知識:TOEICで扱われる内容の背景知識に関する学習者の知識や理解度。
☆情報処理能力:読み取った内容や聞き取った内容を整理して、処理する速度(IQと健康状態によって固定値となり、特殊な訓練をしない限り大きく伸びたりしない)。
☆戦術:実際に本番のTOEIC試験で問題を解く際の戦術。戦術によっては低い英語力や情報処理速度を補えるが、逆に戦術が悪いといくら英語力があってもスコアアップには繋がらない。
☆健康状態:試験当日の学習者のコンディション。リーディングは試験の後半に行われるのでリスニングよりも下がる傾向にある。
★学習戦略:以上の8要素を伸ばす、もしくは能力を発揮するための日々の学習戦略
TOEICスコアアップを目標にしている方は、以上の8つの要素、
☆英文法力 ☆TOEIC英単語カバー率 ☆リーディング能力 ☆リスニング能力 ☆背景知識 ☆情報処理能力 ☆戦術 ☆健康状態
を意識した勉強法や、試験本番の立ち回りを工夫するという学習戦略(計画)を立ててみてはいかがでしょうか?
TOEIC800を取るための学習例
TOEICの成績向上に必要なのは主に「文法力」、「英単語力」、「リーディング及びリスニング力」、「背景知識」の4点で、それぞれの効率的な英語の勉強方法は次の通りです。
★「文法力」、「英単語力」、「リーディング及びリスニング力」、「背景知識」の基本的(一般的)な上げ方
☆TOEICでは高度な文法が当たり前のように出てくるので、英文法書籍を目を通すべきだが、文法問題に出される英文がビジネス文書のため、公式問題集のリーディングPart1(101~130)の実際の問題の数をこなすことが重要。
☆英単語は、市販の初級から中級のTOEIC用英単語帳をある程度学習後、公式問題集で本番慣れし、試験直近に英熟語や上級単語を仕上げる(単語帳も大事だが、問題集での本番慣れの方が重要)。
☆リーディングとリスニングはTOEIC用の英単語帳(初級~中級)をやってから公式問題集で練習する。
☆背景知識は公式問題集等の解答ページをしっかり確認し、日本語訳を読みながら地道に身に着ける。
以上の4点が重要で、私がTOEIC865(2019年3月)を取るために実際に実践したことでもあります。
要するに「公式問題集や模擬問題集をしっかりやろう」の一言。
公式問題集や模擬問題集をしっかりやりこむだけで、TOEIC700~800は余裕で取れますし、要領がいい人は800後半から900前半まで狙えるでしょう(初めは一日1~2ページ未満も進まない人が多く、挫折しがちですが、解答を読みなが地道にしっかりと勉強しましょう)。
ただし、TOEIC900を狙うためにはこれだけでは不十分です(というより私の挫折体験です)。
公式問題集をいくら解いたところで、個人によって上がる英語力には差があります。独学だろうか、大学や普通の英会話スクールで指導を受けようが、いくら努力を重ねても多読だけでは、ネイティブクラスの英語力はなかなか見に付かない方が大半です(勿論例外は居ます)。
さらに、リーディングやリスニングばかりやっていて、スピーキングやライティング能力が上がる訳がありません。
TOEIC900~TOEIC満点を狙いつつ、スピーキングやライティング能力も同時に上げるためには、英語通訳者がやるような訓練も必要になってきます(最後の方で後述します)。
また、お気付きの通り、多くのTOEIC対策ブログや関連書籍が必ず触れるような戦術(テクニック)が含まれておりません。 戦術(テクニック)を紹介しない理由は次で説明します。
TOEIC試験のスコアアップに”戦術(テクニック)”は重要か?
答えはYESであり、NOです。
なぜなら、TOEICテストは英語力(リーディング及びリスニング力)が足りなくても、実力以上のスコアを取ることができるように(一応)なっているからです。
ただし、近年のTOEIC試験ではテクニックだけでは通用しないような工夫がされているため、実際に通用するレベルで各パート毎のテクニックを覚えようと思うとそれなり以上の努力が必要です。
さらに、学習者の英語力によってとれる戦術は完全に変わります。
よって、基礎的な英語力を上げてから問題を解く際のテクニックを磨いた方が賢明だと思います。
つまり、8つの要素をバランス良く上げるための学習戦略が重要ということです。
TOEIC990を狙うための大胆な英語基礎力向上方法
TOEIC900~TOEIC満点を狙いつつ、スピーキングやライティング能力も同時に上げるためには、英語通訳者がやるような訓練も必要になってきます。
しかし、一般的に知られているようなディクテーションは難易度と継続性に問題があり、シャドーイングは英語力がない方がやると発音の矯正以上の効果が得られない可能性があります。
同様に、実際にプロの通訳者が日々の訓練に使うようなリプロダクションやサイトトランスレーションも初級者上級者問わず留学未経験者に可能かと言われれば首を傾げるしかありません。日本人英語学習者と帰国子女の英語力にはとんでもない差があるってのが、私の持論です。「努力でその壁を覆せるか?」と聞かれたら、正直なところ独学でやるのはとんでもなく厳しいと言わざるをえません。そもそも1日3時間一年間で300日勉強しようと言われて、一体何パーセントが達成できるでしょうか??? そんなことができるなら浪人すれば必ず国立大学に入れるってことになりますね。
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